エシカルインタビュー Vol.19 無農薬の米ぬかを使用した地球に優しい無添加石鹸 北アルプス高橋農園

エシカルインタビュー Vol.19 無農薬の米ぬかを使用した地球に優しい無添加石鹸 北アルプス高橋農園

活動内容

本日は無添加石鹸を販売する北アルプス高橋農園さんにお越しいただきました、よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

まず早速になるのですが、活動内容を教えてください。

はい。普段は有機農家としてお米と麦と豆を作っています。そして去年から地球と人に優しい米ぬか無添加石鹸の販売も行っています。

ありがとうございます。
この無添加石鹸のエシカルなポイントを教えてください。

まず、原料・包装ともに地球と人に優しくあることを心掛けています。例えば、包装は紙を使っており、プラスチックフリーになっていますね。どこで生産するか、包装はどうかなど、商品に関することすべて含めてなるべく環境に負担がないようなものを選んだところです。

また、石鹸の製造は障がい者の方にお願いすることで、雇用創出に貢献したり、売り上げの一部でも発展途上国の支援をしています。「人と地球に優しく」が商品のこだわりですね!

ありがとうございます。細かいところにまでエシカルなこだわりが見られますね。
長野県で有機農家を営んでいらっしゃるとの事なのですが、オーガニックへのこだわりを教えてください。

一番は自然と共生する農業というのを意識しています。

石鹸の原料について

先ほど米、麦、豆を栽培しているとおっしゃられたと思うのですが、そこで米ぬかに注目した理由を教えてください。

米ぬかには美肌とか美白とか美容効果がたくさんあるからです。元々お米を作っているので米ぬかがたくさん出ていたんですね。それを洗顔として使っていたのですが、そのまま使っちゃうと排水溝が詰まっちゃう問題があって、日常的な使用に向いていないということがありました。そこで米ぬかを絞ったエキスは排水溝に流れても問題なく美容効果があると思って、自分が米ぬかが好きなのもあり米ぬかの製品を作りました。

ありがとうございます。米ぬかは身体に良いってよく聞きますもんね!
続いて石鹸の原材料とか製造についてもう少し詳しく教えてもらえますか?

はい。石鹸の原材料は全て植物性です。あと先ほど言ったんですけれど、製造は障がい者施設の方にお願いしています。その製造方法も昔ながらの釜炊き塩析法と言って、熱を加えてかき混ぜる石鹸の作り方があるんですが、そのような方法で作っています。

ありがとうございます。
無添加石鹸を選ぶときのポイントなどがありましたら教えてください。

そうですね、まず前提として合成石鹸を使うよりは無添加石鹸の方が環境に負担がないと思います。例えば石鹸の裏面をよく見て、環境に優しい商品かどうかを確認してから選ぶ事だと思います。

ありがとうございます。自分の目でしっかりと確かめることは大切ですね。

商品を手に取ってもらいたい人

こちらの商品はどのような方々の手に取っていただきたいですか?

地球に優しい暮らしをしたいなって思っている方に使っていただきたいです。

ありがとうございます。
普段から石鹸であったり農家さんでの活動であったり以外でエシカルな行動などがあれば教えてください。

いろいろあるのですが、自給自足です。食べ物はもちろん、保存食、あとは醤油などの調味料などは手作りしています。農家になったから自給自足を始めたというよりは、自給自足をしたくて長野に移住して、農家になっちゃったっていう感じですね。

長野にいるからこそできる自給自足の生活をされている感じですかね?

農家であるということよりも私の中だと自給自足の方が大事だと思ってますね。

今後の目標や展望

なるほど。ありごとうございます。
今後の目標や展望などがあれば教えてください。

2つあるんですけども、1つ目はギフト商品を考えています。石鹸をプレゼントにって方も増えているんですが中々ミストっぽい包装が無いので、プラスチックフリーで何かギフトとして送れるものを考えています。

もう1つが、私は結構昔から環境問題に興味があって、海外とかも30カ国くらい周ってきたんですけども、そこでオーガニックショップとかオーガニックグッズとかフェアトレードのお店とかを自分でずっと周ってきて、海外だけじゃなくて日本の全国のいろんな商品を見てきた経験も活かして、石鹸以外にも他社の商品も扱って、サスティナブルエシカルなオンラインショップを作りたいなと思っています。

何か印象に残っている国であったりお店などはありますか?

バリとかタイとかですかね。例えばタイの山奥で暮らしている民族の方が手織で作った布が都心で売られていたりだとか、個人単位で作られたものが都会のお店でおしゃれに売られていたりとかしてましたね。やっぱり日本よりも海外の方がオーガニックショップとかフェアトレードショップとかの普及は進んでいるので基本はどの国に行っても参考になりますね。

タイの田舎のこういう民族の方々が作られましたよみたいな感じで、ちゃんとそういうのを公表した上で都心で売られてる形なんですかね?

そうですね。

ありがとうございます。日本でももっとオーガニックショッップやフェアトレードショップが普及して欲しいですね。
本日は北アルプス高橋農園さんにお越しいただきました。ありがとうございました!

ありがとうございました!

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