エシカルインタビューVol.5ブルキナファソで生まれた「hadanishea ハンドクリーム」hadanishea(ハダニシア)

よろしくお願いします！

はい、現在は西アフリカにあるブルキナファソという国のシアバターを使用したハンドクリームでソーシャルビジネスに取り組んでいます。共通のビジョンを共有しセールス、広報、人事などの部署ごとに分かれて事業を進めています。

はい、認定NPO法人のFuture Codeの職員とそこに所属する学生が実際にブルキナファソを訪れ神戸の地で新たな国際協力をという思いから生まれたハンドクリームです。
ブルキナファソの女性の社会進出と現地の公衆衛生の充実を目指して、現地で生産されるシアバターをハンドクリームにして販売するという新しい国際協力の形にチャレンジした商品となっています。

はい、私たちが所属しているBYCS(バイクス)の母団体のような団体でして、様々な国に医療支援を行っている団体です。そして、私たちはそのFuture Codeという団体の学生部のBYCSというところに所属しています。そのBYCSがhadanisheaという商品名でこのハンドクリームを販売しています！

はい、未精製のシアバターを使っています。
シアの実があり、その実から採った油脂分をそのまま含んでいるので、お肌の角質に浸透しやすくシア本来の高い保湿性を感じることができます。

はい、わかりました。
これは昔からの慣習みたいなもので、ブルキナファソではシアにまつわる仕事は女性がするという慣習になっているようです。

はい、実際に学生がブルキナファソを訪問をして、現地の人々が乳幼児死亡率の低下と女性の現金収入の獲得を求めていることや、特産品であるシアバターは神聖なものとされていて、女性のみが取り扱うことができることに注目したことが発端です。そこで現地のシアバターを使ったハンドクリームを販売することで、課題を解決するための持続可能な支援システムの構築を目指そうと考えたからです。

しっとりしているのにベタつかないというのが私たちのハンドクリームの特徴です。また、無香料ではあるのですが、ほのかにシアの実本来の香りがします！

使用して下さった方に感想をお伺いすると、ローソクのような匂いっておっしゃる方もいらっしゃれば、ホワイトチョコのような匂いがするっておっしゃる方もいます。

はい、コストや容器など様々な点で苦労しました。例えば容器に関してだと、小さすぎると薬事法で載せないといけない事柄が全てパッケージに書ききれないという問題であったり、ハンドクリームの品質変化などについて実験しないといけないのですが、結構実験に時間がかかってしまったりなど色々と苦労しました。

はい、国際協力に興味を持っている方はもちろん、そうでない方にも使っていただきたいです。皆さんが国際協力などに興味を持つきっかけとなれば嬉しいなと思っています。
また、このハンドクリームは無香料なので香料が気になる職業の方にも使って頂けますし、パッケージがとてもシンプルなので女性や男性問わず使っていただけると思います。

はい、まず団体としての認知度を高めたいと考えています！
このハンドクリームを販売しているハダニシアとして、ハンドクリームブランドでの認知度も高めたいという思いもありますし、学生団体のBYCSとしても多くの方に知っていただきたいと思っています。また、今は新規事業に取り組んでいるのでそこでも成果をあげたいと思っています！

ありがとうございました！